カジノカフェの摘発や逮捕事例について

カジノカフェは度々摘発や逮捕される事件が発生しています。
同じカジノを冠するオンラインカジノは大丈夫でしょうか。
結論を言えば、カジノカフェとは違うオンラインカジノは摘発や逮捕の対象にはなりません。

しかし、類似のサービス(インカジ)を利用してしまうと問題になることがあります。
そんな話題を中心にカジノカフェの摘発や逮捕の事例、オンラインカジノと違法なインカジの違いについてもお話しながらまとめました。

カジノカフェの摘発や逮捕の事例

カジノカフェの摘発や逮捕の事例
カジノカフェは2006年から逮捕の事例が発生しています。
場所は京都市中京区のインターネットカフェ(「ゴールドラッシュ」)で、これがカジノカフェという言葉が知れ渡った事例として知られるようになったきっかけです。

この事件でインターネットカフェの店員2人が常習賭博容疑で逮捕されたことをきっかけに摘発ラッシュが起こりました。
同年4月には熊本市にあるネットカフェ「サーパス」、千葉のネットカフェ「オンラインカジノ」、名古屋市のネットカジノ「オンリーワン」、そして兵庫県尼崎市の事例は店名は不明ですが逮捕されています。
同様の事例は福岡県、神奈川県、岡山県、大阪市でも起こっており、大阪市では高校生が逮捕されました。

このようにカジノカフェは全国で摘発されており、犯罪行為として全国的に認知されているのです。
ただ、こういった違法性が指摘されてからインカジやカジノカフェは急速に店舗数を減らしたり、地下化しました。
そのため、2007年以降は摘発された事例はかなり減ったという経緯があります。

カジノカフェやインカジとの違い

カジノカフェやインカジとの違い

こう聞くとオンラインカジノも違法と思われがちですが、オンラインカジノはこういった事例に当てはまりません。
なぜなら、参加方法やお金のやり取りがまるで違うからです。
カジノカフェもオンラインカジノもインカジ(インターネットカジノ)も同じインターネットを使ったカジノになります。

しかし、オンラインカジノは個人で海外のサイトへアクセスし、そこでカジノを楽しんだという解釈になります。
一方カジノカフェやインカジは、インターネットカフェでオンラインのカジノを行ったということが問題になるのです。
オンラインカジノは、海外のカジノへ旅行で行ってカジノを楽しんだという解釈ができます。
カジノカフェやインカジは、お店に行ってそこで賭博行為となるパソコンを使った賭博をしたという見方になってしまうのです。

つまりカジノカフェやインカジは、お店でバカラ等の実際の賭博行為を行っているのと同じ解釈で逮捕可能になります。
そして決定的なのは店内で儲けの決済を行っていることです。
これを行うことで完全にアウト、違法行為になってしまいます。

こういった違いが、インカジやカジノカフェのみがインターネットを使ってオンラインのカジノを行っているのに逮捕される理由です。
個人で楽しむか、お店に行って賭博をしてしまうか、これがオンランカジノと違法のカジノカフェやインカジの違いと言えます。

オンラインカジノが違法ではない理由

オンラインカジノが違法ではない理由
同じインターネットを使っていながらオンラインカジノが違法でないというのは、腑に落ちない方もいるのではないでしょうか。
違法ではないという理由は、運営元自体はライセンスを受け合法的な賭博が行われていること、運営元は大手企業で現地では法令を守った経営をしていること、そして先ほどの解釈が挙げられます。

インカジやカジノカフェが摘発された理由として、公認で賭博を行っていなかったことが挙げられます。
これがオンラインカジノの場合は、公認のライセンスを受けて営業しているのです。

日本人が利用しやすい運営元はイギリスや欧州の島国であるマルタ、カリブ海のキュラソーと言った政府の公認を必ず受けています。
また、一か国だけでなく複数の国から公認を受けているケースもあるので、この点から異なるのです。

運営元も大手企業が多く、現地では上場企業になっている場合も珍しくありません。
そのため経営に関しても法令を守った経営をしているので、運営企業自体を日本の警察が摘発するのは困難です。

また最後の解釈ですが、これは法令を遵守した大手企業が運営し、ライセンスを受けているオンラインカジノへ個人でアクセスして遊ぶというものになります。
この場合は、先ほど触れた海外旅行でカジノへ遊びに行ったのと似た解釈になっており、違法とは言えないのです。

ただ、オンラインカジノをプレイしている個人が逮捕・不起訴になった事例はあります。
これは、日本人向けに特化しすぎたオンラインカジノだったこと(外国人の利用者がほとんどいなかった)、自分がいくらかけているのか公表される仕組みがあったこと、そしてプレイの様子を自分のブログに公開していたということが逮捕の原因と言われています。
例え海外でライセンスを持っていても小規模で日本人だけを相手にしているオンランカジノは、日本で賭博場を開いているのと同じ解釈になるという前例を作りました。

ただ現在大手のオンランカジノは全世界のユーザーを対象にしていますし、自分のかけ金は周囲に公表されません。
そのため、こういった逮捕事例には至らないのです。

ライセンスのあるオンラインカジノで楽しもう!

オンラインカジノは、実店舗でインターネットのカジノを行っているカジノカフェやインカジと異なり、違法ではありません。
ただオンラインカジノであってもライセンスを持っていなかったり、日本人だけを相手にしているような所は逮捕された事例もあります。
そのため、オンラインカジノで遊ぶ場合はライセンスのあるオンラインカジノで遊びましょう。

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